楽曲紹介「ヨゾラ」
今日はオリジナル曲の「ヨゾラ」という曲について紹介したいと思います。
この曲は遠距離恋愛について自身の経験から作った一曲です。
上京当初、僕は故郷に恋人を残し遠距離恋愛をしていました。
当時自分の周りには友達もおらず、慣れない土地で寂しさを募らせていました。
「寂しい」、「会いたい」
と言った言葉を毎日のように繰り返していたように思います。
その頃自分で曲を作り始めたばかりだったので、
せっかくだからこんな寂しい想いを曲にしようと思い立ちました。
でもなかなか遠距離恋愛というテーマに合う風景が思い浮かばず、
カタチにできないまま日々を過ごしていました。
そんな中、当時日課にしていた夜のランニングの途中にふと空を見上げていると
その日は思いのほかに星が見える日でした。
都会の空は明るくて星が少ないと言いますが、
僕の住んでいた地域はそこまで街の明かりが爛々としている所ではなく、星が見やすい地域でした。
それを見た途端にいわゆる
「歌詞が降って来る」という現象で、
どんなに離れ離れでも同じ夜空のしたで繋がっているんだ
そんなワードが浮かび、帰宅後ギターとペンを持ってこの曲の原型を書き上げました。
僕の作曲では比較的フレーズが降ってきて一気に書き上げる事が多いのですが、
この曲は「降って来た」の初体験だったと思います。
ヨゾラというタイトル通りのキラキラしたサウンドと、
その中に「寂しい」という切なさを込めた、
疾走感を感じられる一曲です。
練習音源ですが、ぜひお聴き下さい！！
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