上京物語〜上京後の生活〜

以前のブログに上京に至るまでの経緯や動機について語らせて頂きました。
本日は、上京後のお話を少し…


上京後、初めに住んでいたのは都内ではなく神奈川県の川崎市という所でした。
はたして都内に住んでないないのに上京と言えるのかは謎ですが。。


都内ではなくなぜ川崎に住んだのか?

僕は高校の頃から東京に行きたいという夢だけ膨らませていたものの、
東京という街について全くもって無知でした。
物価や家賃相場といったリアルな数字はもちろん、渋谷はこんな街、池袋はこんな街、

そういった事まで何も知らなかったのです。。

なので、いざ住む事を考えて物件探しを始めると、どこに住んだら活動しやすいのか、
どこで活動すべきなのか、
何もかも全く分からず、途方に暮れていました…

そんな中、和歌山でのアルバイト先に偶然連休の度に関東に一人旅をする上司がいて、
川崎市を勧めてくれたわけです。
学生街で家賃相場も安く都内へのアクセスも良かったため、迷わず勧めに乗りました。
今思えば正直、かなり住み心地の良い街でした。


さて、住み始めるとすぐに仕事を探し始めました。
以前から職務経験もあって、時給もいい駅前のパチンコ店に迷わず履歴書を送り採用をもらっていざ勤務開始なのですが…

パチンコ店ではインカムと呼ばれる無線を使ってスタッフ間のコミュニケーションを取るわけなのですが、
ここで言葉の壁にぶち当たりました。
当然なのですが…


自分では方言として認識していなかった言葉が通じなかったり、イントネーションの関係で言いたい事が伝わらなかったりと、
業務上コミュニケーションは必須なので、初めは苦労しました。

また働き始めて間もない頃なんですが、
毎日のようにはじめましてと同じ内容の自己紹介をしているうちに、
自分って本当にこんな人間だったっけ?
という、疑問が浮かびました。
大人になって、誰も自分の事を知らない、話す言葉も違う、そんな土地に突然身を投じると不思議なことに自分のアイデンティティを見失う感覚に陥るんだなと…


当時友達もおらずそうした悩みの中生活をしていたら、
1ヶ月で約7キロ痩せました…
もちろん今は元気にシンガーソングライターとして活動しているわけですが…!

もし、これを読んでくれている方の中に

新しい土地に赴こうと考えている方がいらっしゃったら、

①その土地の特性、遊ぶところを知っておく

②言葉についてシュミレーションする

③地元の友達でいつでも電話できる人を作っておく

この3点は必須だと僕は思っています。

慣れない土地での生活というのは初めは想像以上に身体にストレスを与えます。

そんな中遊べる場所があること、
温かい故郷の言葉や友達との繋がり、
そうしたものが支えになってくれます。

実際上京直後、携帯電話の通話代がかなり高かったです…


と、今日はこんなところで…
またタイミングを見て上京物語を語りたいと思います。


写真は上京当初、池袋駅でのストリートライブ時、地元の友達が応援に駆けつけてくれた時のものです。
初めて人前でオリジナル曲を演奏したのもこの日でした。。

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